フランスとポリネシアの文化が上手に融合したタヒチでは、食事も大きな楽しみの一つ。新鮮な魚介類を利用した魚料理や、タヒチのなかでもランギロア島でしか手に入らない蜂蜜や環礁の島で育ったブドウから作られたランギロアワインなど、ランギロア島だから味わえる特別な一品を取り揃えています。
黒真珠(ブラックパール)の養殖が盛んなランギロア島。この料理は、黒真珠の母貝となる黒蝶貝(クロチョウガイ)の身の部分を使い、程よいホタテの食感を活かした前菜です。さっぱりとしたホタテの実とランギロア産の辛口の白ワインとの絶妙なコンビネーションをお楽しみください。
ポワソンクリュは、タヒチの伝統料理のひとつで、魚とココナッツを使った料理です。ランギロアの巨大なラグーンに生息するマグロやマヒマヒを使い、ココナッツミルクやライム・レモンと和えてさっぱりとした味わいで、タヒチに来たら必ず食したいメニューのひとつです。
この島の名物であるランギロアハニーは、島に自生しているココティエ(ヤシの木)など、南国の様々な花や木から集めて作られているピュアな蜂蜜です。地元の養蜂家が全て手作りで手掛けるランギロアの名産品で、黒蜜のような色と濃厚な味が特徴です。ホテルではこの貴重なランギロアハニーを使ったオリジナルのメニューをご用意。蜂蜜とココナッツミルク、ラム酒を加えた“Le Sweet Honeymoon”、蜂蜜とウォッカをベースにした“Honey Rangi Matini”という2種類のカクテル。琥珀色の蜂蜜を加えたランギロアハニーアイスクリーム。どちらも、ランギロアでしか味わえない貴重な一品です。
敷地の中央に位置するKia Oraランギロアのメインダイニング「テ・ライロア」。高い天井と南国の開放的な広々としたスペースが特徴のメインダイニングは、テラス、プールと直結しており、ラグーンから吹き抜ける風が心地よい南国の空気を運んでくれます。
レストランは、朝・昼・夕と終日オープンしており、カジュアルな軽食から本格フレンチまで多彩なメニューからお好きなお料理をお楽しみ頂けます。
南国ならではの新鮮な食材をふんだんに利用し、ポリネシア料理とフランス料理のエッセンスが融合したバラエティー豊かな料理がメインを飾ります。お食事は、前菜・メイン・デザートと複数メニューからのチョイスが可能です。ココナッツミルク、パイナップル、ランギロア島の名産であるランギロアハニーを使ったデザートなど、ローカル食材を使った地元料理から肉料理、魚料理まで、お客様を飽きさせない豊富なラインナップを取り揃えています。
新鮮なフルーツやサラダ、数種類のトーストやシリアルなど、爽やかな南国の朝を彩るビュッフェスタイルの朝食です。ベーコンや卵料理を加えたアメリカンスタイルのホットミールもアラカルトとしてご注文頂けます。
パスタやタヒチ風サラダ、サンドイッチなど、比較的軽めのメニューから、大皿料理までバラエティーに富んだ世界各国の料理からお好きな料理をお選びください。
ランギロアの美しいラグーンにせり出すように造られた水上バーです。
テラスからは、眩いばかりのランギロアラグーンの絶景を、足元には魚たちが泳ぐ水中の光景を楽しむことができます。刻々と変わるラグーンの姿が楽しめる館内屈指の絶景ポイントですが、特に圧巻なのがここから眺めるラグーンに沈む夕陽。空と海が茜色に染まり、幻想的でロマンチックな風景が広がります。ラグーンに沈む夕陽が見られるのは、360度を海に囲まれたランギロアならではの風景です。
南国らしいトロピカルドリンク、タヒチビールであるヒナノビール、Kia Oraオリジナルカクテルなど、お好みのドリンクを飲みながら、リラックスした時間をお過ごしください。
ランギロア島には、世界で唯一、珊瑚の島で育ったブドウから作られるワインを製造しています。ヤシの木をバックに広がるブドウ畑、こんな風景が見れるのは、世界中でもランギロア島だけかもしれません。
1992年にフランス・ノルマンディー地方出身の実業家であるドミニク・オロワ氏によってスタートしたランギロア島でのワイン造りは、幾年もの実験と苦労を経て、1999年に実現しました。環礁の土とタヒチの太陽の光を浴びて作られるブドウは、カリニヤンとマスカットハンブルグの2種類。冬と夏の年2回収穫され、白ワインとロゼ、年間4万本しか生産していない希少性の高いワインです。
国際的なワインの品評会であるヴィナリーインターナショナルにて銀賞を受賞(2008年、2009年の2年連続)したその味は、ほんのりと香るコーラルの風味と果実味が豊富で飲みやすい口当たりが特徴です。
こんなストーリーのあるランギロアワイン、ぜひランギロア滞在中に思いを馳せながらお召し上がりください。